ヤクルトよりマシだけど・・・中日は2014年暗黒ドラフトのトラウマを払拭できるか
それでも…と前述の記者は語気を強めるのです。
「モンダイは上位指名の3人がモノにならなかったことですよ。この年の3位までで言うと、巨人は岡本、日本ハムは有原、DeNAは山崎、西武は外崎、ロッテは中村奨とチームの核となる人材を確保しています。この年はヤクルトが『風張以外全滅』の暗黒ドラフトとして有名ですけど、ウチもかなり酷い(笑)。むしろドラフト巧者の中日だけに、この年の失敗が際立ってしまうんです」
1位の野村投手はルーキーイヤーの15年に1軍で3登板したのみで、17年オフに戦力外。2位の浜田投手は同じく15年に1試合に登板しただけで、現在は育成選手。3位の友永外野手も5年間で34試合のみの出場にとどまり、通算打率1割3分5厘で戦力外になりました。
「企業としてこの3人への決して安くない契約金を『投資』と考えた場合、果たしてそれに見合ったリターンを得ることができたのかという話です。普通の会社なら担当者の責任が問われる事態でしょう。この甘い体質が長年のBクラス低迷の元凶じゃないでしょうか」
厳しい言葉の数々も愛情の裏返し。これからの巻き返しでこれらの声を封じ込めてほしいものです。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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