【現役ドラフト】中日のリスト入り選手を予想 野手中心の構成か
■鵜飼は環境を変えるべきか
2人目は外野手の鵜飼航丞だ。地元・名古屋生まれ、右のスラッガーで人気も高いが、プロの世界で壁にぶち当たっている。ルーキーイヤーから本塁打数が4本→3本→0本と減少。打率も2割ちょっとから1割台に下がっている。
同じスラッガータイプの細川成也に競争で敗れ、ドラフト同期のブライト健太に比べて伸び悩んでいるのが鵜飼の現在地。ツボにハマれば12球団屈指の飛距離を出すことを思うと、このまま埋もれてしまうのはもったいない。環境を変えるのも一つの手だ。
■龍空のキャラを活かすには…
3人目も野手から龍空を挙げたい。若き守備職人と名高い内野手だが、出血覚悟で放出する可能性はある。
2022年に62試合、翌23年に114試合出場と1軍で経験を積んだが、今季はわずか17試合出場と激減。村松に遊撃のポジションを取られてしまった。一時期話題になった「カット打法」を捨て、高校時代のような力強い打撃に戻す過程を辿っているのは良い傾向。ただ、奔放なキャラクターもあって、中日の環境では花開かないかもしれない。個性がもっと活かされるところで躍動する姿を見たい。
このように中日は野手に候補が多い。有望な野手を放出して、やや手薄な投手を取るのがベターと考える。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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