中日激震!立浪監督退任で次期監督候補に浮上する チーム再建を託せる「有力OB」とは
矢野氏は中日の有力OBとしても知られる(C)産経新聞社
中日の立浪和義監督が今季限りで退任することを表明した。
18日の阪神戦(バンテリン)に3-8と敗れ最下位に転落。試合後の取材で「結果がすべての世界」「監督が責任を取るのは当然だと思います」と退任する意思を示したと各メディアに一斉に報じられた。
【動画】中日の”4番”が渾身の一発!中田翔が開幕戦で放った豪快弾を見る
就任3年目となった今季は巨人から中田翔を獲得するなど積極補強に乗り出し、開幕直後は一時首位に立つ時期もあったが、段々と失速。シーズン通して結果を示せなかった。ここまで134試合で54勝72敗8分けで最下位に転落。期待された打線がふるわなかったことも響いた。
そしてチームを3年率いた立浪監督が退くことが決まり、早速注目となるのは次期監督の人選だろう。
まず内部昇格とすれば、今季から就任した井上一樹2軍監督の昇格も視野に入りそうだ。現役時代は中日で活躍。かつて中日2軍監督時代の2011年にもチームをファーム日本一に導いた実績もあり、新たに指揮を執った今季もウエスタンリーグではここまで首位をキープ、特にチーム課題とされる若手育成手腕も評価されているとあって、上昇気流が期待できそうだ。
また同じく流れ、つながりを重視するという点では現1軍打撃コーチの和田一浩氏も候補となるかもしれない。現役時代は首位打者、最多安打、最高出塁のタイトルを獲得、2050安打をマークと球界を代表する打者として知られた。