背番号19は大台突破が確実? 中日、契約更改で大幅アップが期待される「5人」とは

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■松山晋也:タイトル獲得で3倍増か
 その清水を差し置いてセットアッパーを担ったのが松山。育成からの支配下登録で衝撃を残したルーキーイヤーから、2年目はさらに進化を果たした。開幕戦こそ自責点が重なったが、以降は年間通して安定した投球を披露。リーグ最多タイの43ホールドポイントを記録した。

 育成上がりのため年俸1750万円とベースが低く、3倍増の5000万円台あたりはいくのではないか。

■細川成也:長打の希少性&主軸のポジション代で年俸増?
 野手では細川の存在感が際立つ1年だった。何といっても類まれな長打力、そして頑丈さ。4番を打ち続けるだけの実力を示した。今季は球団14年ぶりの「2年連続20本塁打」にリーグ4位の打率.292と、数字面でもインパクトを残しており、来季はタイトル獲得も視野に入れたい。

 長打を打てる希少性と、数少ない主軸を担える人材ということで、年俸4500万円から倍増近くのアップが見込まれる。

■福永裕基:「倍々ゲーム」は今季も?
 細川と3番・4番を組む機会が多かった福永も大幅アップが期待される。

 2年目の今季は交流戦前後からスタメンの機会をつかむと、硬軟織り交ぜた打撃と複数ポジションを守る器用さから、チームに欠かせないピースに。規定打席未満ながら打率3割をクリアし、シーズン100安打も突破した。

 来季は再び二塁を守ると目され、期待料込みでの年俸アップがありそう。720万円→1440万円ときて、次は2880万円と「倍々ゲーム」が続くか。

[文:尾張はじめ]

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