最下位に低迷する中日に 球界OBから指摘された「来季への改善ポイント」
石川昂はチームの中軸へと成長が期待されている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
2年連続最下位と苦しむ中日に球界内からも様々な意見が上がっている。
元中日OBの中村武志氏とヤクルトOBの宮本慎也氏が野球系YouTubeチャンネル「野球いっかん」に出演。9月21日に更新された動画内で中日の課題について意見を交わしている。
【動画】5月18日の阪神戦で問題となった「緩慢走塁」、ホームベース付近で石川昂が失速して得点が認められなかった場面
まず今シーズンを振り返って宮本氏が指摘したのは「守りと走塁のミスが多い」点だった。
5月の阪神戦では主力、石川昂弥がホームベース手前で減速するというミスをおかし、大きな注目も集めた。
経験値の浅い、若い打者が多いことで打球判断をミスすることも多く、走塁に関しては消極的な姿勢も目立った。
チームの盗塁数もリーグワースト2位となる「33」(21日現在)と得点力の低さには足をからめた攻撃ができないことも一因とされた。
一方でこの点に関して宮本氏は「走塁に関しては無難にやるとうまくならない」と持論を語り、ナインに積極性を求める場面も。
「(ベンチが)失敗を怒っちゃうと(ナインが)消極的になっちゃう」として、コーチ陣もある程度ミスを許容した上で技術を磨いていく方法を求めた。
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