正念場となる8月はどう戦う? 2度の“ライデル撃破”を見せた井上中日 Aクラス入りのキーマンは「強打の三塁手」
サヨナラによる巨人3連戦勝ち越しの勢いを持って臨む8月。キーマンはチェイビスになるだろうか。
1軍でのデビュー戦で、いきなり本塁打で度肝を抜いただけでなく、続く打席でも右サイドの船迫大雅が投じたスライダーを軽打し、ライト前ヒット。1試合で「剛」と「柔」の両方を見せてくれた。
三塁の守備も危なげなくこなしており、メジャー仕込みの強肩も披露。明るいキャラクターも手伝って、チームに勢いをもたらしてくれそうだ。
もちろんデータを集められて打てない時も出てくるだろう。その時はMLB時代から知っているボスラーと力を合わせて克服していけば良いのではないか。兎にも角にも今季固定しきれなかった「強打の三塁手」がハマりそうなのは大きい。その点でもチェイビスは重要なピースだ。これで二遊間以外はほぼ固定が見込まれる。
残り試合はちょうど50試合。上位追撃に向けて、8月はぜひ勝ち越しを狙いたい。
[文:尾張はじめ]
【関連記事】井上中日は「Aクラス、余裕な気がしてきた」 今季最多タイの8得点で3位DeNAに1.5差 “神助っ人”の存在も注目「いよいよ面白くなってきたぞ」
【関連記事】中日18歳大型ルーキー、トッププロスペクトの初昇格にXざわつく 「バンテリン片手弾の子だよね?」高校通算48発の破壊力に期待「どんどん経験して!」
【関連記事】【中日】黄金ルーキー・金丸夢斗が後半戦反攻のキーマン いまだ0勝…改善を促したいのは「テンポの悪さ」






