中日がドラフトで獲るべき人材は? 1位は目玉級のスラッガーに“特攻”&即戦力投手を複数指名か
立石には人気が集中しそうだ(C)産経新聞社
今年もこの季節がやってきた。
プロ野球の新人選択会議「ドラフト会議」が、今年は10月23日に行われる。各球団はどのような選手を獲りにいくだろうか。本稿では中日ドラゴンズの指名戦略、獲るべき人材を少し考えたい。
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まず簡単に中日の現況をおさらいする。
今季は3年連続最下位を脱してリーグ4位。夏場まではCS進出の可能性を残したが、9月に失速。最終的に15の負け越しを喫しており、まだまだ力不足の感じは否めない。463失点と防御率2.97はともにリーグ4位。403得点と打率.232はともに同6位である。
一方で、左腕の金丸夢斗や捕手の石伊雄太が1年目から戦力化。高卒ルーキーの森駿太も2軍で9本塁打を放っている。ファームは日本一に輝いており、楽しみな若手が多い。来年のAクラス入り、数年後の優勝に向けて目処が立ちつつある。
井上一樹監督2年目の来季は、球団創立90周年のメモリアルイヤー。加えて本拠地・バンテリンドームナゴヤにテラス型観覧席「ホームランウイング」の導入が決定。これまでより狭く、フェンスも低くなるため、長打(≒本塁打)の増加が見込まれる。投手は長打のリスクを防げる人材、野手は長打力のある人材の指名が考えられるだろう。
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