逆転CSへ打てる手はある! 中日、9月攻勢への切り札は「ドラ1三人衆」
■根尾昂:疲弊する救援陣を救うかも?
かつてのドラフト1位といえば、根尾昂もいる。
投手転向4年目となった今季はリリーフとして勝負。1軍でこそ4試合登板で防御率7.94だが、2軍では33試合に投げて同1.97と結果を残している。昨季までは先発を目指した結果、持ち味の躍動感が失われていたが、今季は短いイニングで力を出し切ることで本来の持ち味が出ている印象だ。
チームは現在、リリーフ陣が疲弊している状況。松山晋也へつなぐ継投が不安定となっている。ここに根尾が食い込むことで、残りのシーズンをうまく乗り切れるかもしれない。彼が出てくるとスタンドの空気を一変させられるのも魅力だ。
[文:尾張はじめ]
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