【中日】今年のドラゴンズはひと味違う!侍ジャパン壮行試合で目立った「即戦力ルーキー」
充実したピッチングスタッフに加え、光ったのは新戦力にもある。日増しに評価が高まっているのはこの日の試合で「9番・二塁」で先発出場したルーキーの田中だった。打っては今永からヒットを放ち、足でもアピール、3打数2安打と気を吐いた。
チームではオフに阿部寿樹(33)、京田陽太(28)と昨年の開幕戦で二遊間を組んだコンビをそろって放出、二遊間の穴を誰が埋めるのかが注目されている。しかし、ここにきて即戦力ルーキーの「開幕二塁」が現実味を帯びてきた。田中の強みは何より守備の手堅さにある。スローイングには安定感があり、この日も難なく打球をさばいている姿が目立った。投手陣が強い中日勢では堅守が大事なキーワードとなるが、この点でも田中は合格点といわれている。
昨季就任1年目は最下位が定位置となった立浪和義監督も今季は巻返しに燃えている。話題を集めた異例のトレードで血の入れ替えを断行したのも、チーム改革への強い意思の現れだった。その思いに応えるべく、この日の試合ではナインが躍動、今年のドラゴンズは期待できそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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