中田翔“最後の打席”は空振り三振 貫いたフルスイングに「最後まで大将であり中田翔だった」 2回途中の守備でベンチに退く
引退試合は2回途中の守備でベンチに退いた中日・中田翔(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
今季限りでの現役引退を表明している中日・中田翔が9月19日に出場選手登録され、同日のヤクルト戦(バンテリン)に「4番・一塁」で先発出場。中田のスタメンは5月11日の阪神戦(甲子園)以来、約4か月ぶりだった。
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初回表は守備機会なし。その裏に二死一塁から打席が巡ってきた。ヤクルト先発・吉村貢司郎の初球148キロは見逃し。2球目の外角低め147キロを空振り。3球目の147キロもフルスイングで立ち向かったが、バットは空を切った。
2回表にも一塁の守備に就いた中田は、一死一塁となったところで、井上一樹監督がジェイソン・ボスラーとの交代を告げた。ベンチに下がった中田は、首脳陣やナインから握手、グータッチでねぎらわれた。
今季が中日移籍2年目。勝負をかけ、昨オフに約15キロの減量を断行した。持病を抱える腰痛の対策で、今季は開幕スタメンに名を連ねたが、その後に再発。5月13日に出場選手登録を抹消された。8月7日に1軍昇格を果たしたが、代打で3打席無安打。5日後の同12日に出場選手登録を抹消となった。
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