井上中日は「Aクラス、余裕な気がしてきた」 今季最多タイの8得点で3位DeNAに1.5差 “神助っ人”の存在も注目「いよいよ面白くなってきたぞ」
ボスラーは本拠地5発目と勝負強さを示している(C)産経新聞社
中日は7月29日に行われた巨人戦(バンテリン)に8-5と逆転勝ち。本拠地で猛打爆発、連敗は4でストップとなった。
先発左腕の大野雄大は初回、6回に相手4番のトレイ・キャベッジに2本の本塁打を許すなど、6イニングを投げ4安打5失点。しかしここまで4連敗と苦しむ中、意地を見せたのは打線だった。
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まず3点を追う4回、先頭の岡林勇希がここまで封じ込められていた相手先発・西舘勇陽から粘り四球を選んで出塁すると、2番・田中幹也が右前打で続き、3番・上林誠知に適時打が飛び出し、1点を返す。
さらに一死一、二塁で打席に入ったジェイソン・ボスラーが西舘の変化球を捉えて、豪快に右翼スタンド中段へ運んだ。これが逆転の8号3ランとなり、本拠地では5発目と相性の良さを見せた。
当たり始めた助っ人に巨人もボスラーシフトを敷いて封じ込めようとするも、空中戦となれば関係ない。打った瞬間にそれと分かる豪快な当たりに本拠地バンテリンドームの中日ファンも総立ち、大歓声となった。
その後も攻撃の手はゆるめず。5回には岡林にも3号2ランが飛び出すと6回には一死一、三塁の場面で石伊雄太がスクイズを決め、代打で出場した鵜飼航丞にもタイムリーが飛び出すなど、大技、小技からめて、今季最多タイとなる8点を奪った。






