「少しは誇りに感じてくれたら」性的暴行後の五輪参戦で物議の蘭ビーチバレー選手が母国で再起 一方で批判は尽きず
今も批判が絶えない状況ではある。それでも欧州選手権に出場したファン・デベルデは、オランダの日刊紙『Telegraaf』で「本当に楽しかった」と総括。「このビーチで、僕は少年時代にビーチバレーを始めたんだ。今週は何度かそのことが頭をよぎった。でも、雰囲気を楽しみながらできたよ。もちろんかなりタフな場面もあったけど、観客の声援に支えられ、常に戦い続けることができた」とポジティブに語っている。
さらに「世界中の観客が僕らのことを少しは誇りに感じてくれたら嬉しい。この大会でパリでのことは封印されたよ。僕らは今、美しく、新しい思い出を持っている。ここからまた前進していくさ」と論じたファン・デベルデ。パリでの苦闘はもう過去とした彼は、過ちと向き合いながら自身の将来を見据えている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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