「正直で、嘘はつけない」――中国国籍に変更で揺れたアイリーン・グーの思考力 “史上最高のテニス選手”も「よく言った」と絶賛した言葉
北京五輪から2大会連続で出場種目すべてでメダルを獲得したグー(C)Getty Images
この2月に開催されたミラノ・コルティナ五輪で、フリースタイルスキー女子ハーフパイプでの金を含む、出場3種目すべてでメダルを獲得(金1、銀2)した中国代表のアイリーン・グー(谷愛凌)。彼女の異次元回答が大きな反響を生んだ。
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初参戦となった2022年の北京大会でも3つのメダル(金2、銀1)獲得していた22歳は、この五輪においても表彰台に立ち続けた。金メダルの数こそ減ったものの、タイトな日程の中で、全参加種目でメダルを手にしたのは、まさに快挙と言えよう。
そんなグーは大会後の記者会見で試合に向かう準備について問われ、「スポーツの力には比類がないと思ってます。なぜなら、スポーツは肯定よりも証拠に基づくものだから。なので、『プレッシャーに負けない』『自分はすごい』と自分に言い聞かせる必要はない」と回答。さらに、自身の考えをすらすらと話した。
「何度も繰り返すことが大事なんです。スポーツって本当に正直で、嘘はつけない。遅くまで残ったのに誰もいなかった時、早く来たのに誰もいなかった時、何か月も毎日のトレーニングで100%を出し切った時のことは忘れないんです。文字通り何年も、いや何十年もの間、自分が心血を注いできた努力を振り返ることが準備に繋がると思います」







