本物の安定感が漂う森保ジャパン 三笘薫と伊東純也が証明した「世界で勝てる理由」
今の森保ジャパンは、主力の数人を欠いても高いレベルで戦える(C)Takamoto TOKUHARA
振り返れば、前回のカタールW杯での三笘は絶対的なレギュラーではなく、本大会前にコンディションを崩すアクシデントもあった。しかし、そうしたアクシデントを乗り越えての活躍は、誰もが知るところである。そして、今年の6月に迎える北中米W杯が迫るイングランド戦での躍動。チーム内での序列を上げてきたいま、真のエースとしての立場での活躍に期待がかかる。
スコットランド戦でゴールを決めた伊東も格段の光彩を放った。やや後方の位置からは一点集中の視線でひたすらドリブルで攻め上がり、ゴールへと接近すると周囲の状況に目を配りパス、あるいはさらなるドリブルで敵を交わし、チャンスと見れば得点を狙っていく。彼のプレーのベクトルは決して後ろ向きにならず、前線の相手ゴールに狙いが定められ、その流れを完結させようとする強い意志を感じた。
レギュラーとして活躍したカタールW杯から3年3か月。伊東のドリブラーとしての技術と、局面における勝負へのこだわりは再びのW杯を迎える歳月を経た現在でも、健在であることがこのイングランド遠征で証明された。
こうしたダイナミックなプレーをピッチで描くタレントを有する現在の日本代表は、史上最強の呼び声も高い充実ぶりを誇る。このイギリスでの2連勝は日本が世界を驚かせ、躍進する大いなるドラマへの序章であるのかもしれない。
サムライブルーへの活躍に期待は膨らむばかりだ。
[文:徳原隆元]
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