「今回の旅は忘れられない」ド軍キケが東京での思い出を回想 来日後に目にした“異例の光景”に興奮「最も特別だった」

来日期間中に笑顔が尽きなかったキケ。東京ドームでは俳優の渡辺謙氏とも2ショットを撮った。(C)Getty Images
来日からわずか6日間。今春にMLB開幕シリーズのためにドジャースの一員として東京にやってきた“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスが来訪中の「最も忘れられない思い出」を明かした。
チームの元気印でもある33歳は、日本でかけがえのない時間を過ごした。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』によれば、キケは「日本のファンの情熱が記憶に残った」と告白。プレシーズンゲームを含めて実施された計6試合で25万人を超える観衆を動員した日本の野球熱を目の当たりにし、「とても情熱的で、どれだけ選手を愛しているのかが分かった」と語った。
また、グラウンド外でも家族と貴重な経験をしていた。「個人的に最も特別だったのは、娘が生まれて初めて雪を見たことだ」と回想。都内に降った時期外れの積雪を嬉々として振り返った上で、「僕たち家族は東京で素晴らしいたくさんの思い出を作った。僕にとっても、そして妻にとっても、今回の旅は決して忘れられないものになるよ。4歳の娘もそうだと思うね。ディズニーシーに行って、初めて見た雪を忘れることはないだろう。娘にとって素晴らしい思い出になったはずだ」と続けた。
今オフにドジャースと単年650万ドル(約10億円)で再契約を交わしていたキケ。チームから重宝されてきたユーティリティーにとって東京遠征は、ちょっとしたご褒美のようなものだったのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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