20勝投手の日米球界からの引き抜きに懸念! 韓国で叫ばれる助っ人流出の声「日本に後れを取る状態だ」
昨今では、ラウル・アルカンタラやメル・ロハスJr.(ともに阪神に移籍)らKBOリーグで実績を残した助っ人たちが日本に引き抜かれている。そうした貴重な戦力を保てない状況に懸念を示す同紙は、匿名の球団関係者のコメントを紹介している。
「最近の外国人選手の移籍市場を見ると、まず、韓国球団からのオファーを聞いた後に、アメリカと日本からのオファーを待つという傾向にある。つまり我々からの提案は保険にされているわけだ。そうなると、我々はより低いランクの選手に100万ドルを支払うしかない。世界的な物価上昇と選手需給状況を考慮すると、今こそサラリーキャップは解く時だと思う」
今オフも23年にNCダイノスでプレーし、20勝&200奪三振を記録したエリック・フェッディに日米両球界から関心が寄せられている。仮に「史上最強の助っ人」の呼び声も高い怪腕を流出するとなれば、日米ともの差を埋める意味でも、サラリーキャップ制度の廃止を求める声は強まっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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