20勝&200奪三振の“最強助っ人”にMLBも熱視線 韓国メディアがNPB勢の撤退も示唆「日本もアメリカには負ける」
元米ドラ1でもあるフェッディ。アジアで声価を高めた彼にはMLBからも熱心な関心が寄せられている。(C)Getty Images
韓国で声価を高めた“最強助っ人”の話題は尽きない。23年シーズンにNCダイノスでプレーしたエリック・フェッディだ。
鳴り物入りでアジアでの挑戦を決めた右腕だが、韓国球界1年目でタイトルを総なめにした。29先発で20勝6敗、防御率2.06、204奪三振を記録して「投手3冠」を達成。さらにWHIP(1イニング当たりに許した走者数)0.95、被打率.207と、図抜けた数字をマークして、堂々のリーグMVPにも選出された。
【動画】韓国の強打者たちを圧倒! 日本からも熱視線が注がれるフェッディの快投
韓国で異彩を放った30歳には、夏場から日米両球界のスカウト陣が徹底マーク。水面下での獲得調査を進めているとされ、現地11月29日には、今オフに大エースである山本由伸の退団が有力視されているオリックスによる本格調査が大々的に報じられた。
巨人、ソフトバンクによる関心も伝えられたフェッディには、“野球の本場”からも熱視線が向けられている。韓国のスポーツメディア『SPO TV NEWS』は、「メジャーリーグの半数近い球団がフェッディに関する情報はチェックしている」と指摘。そのうえで熾烈を極める争奪戦の現状を伝えている。
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