大谷翔平と本塁打王を争う34歳の二冠男が“消える”? 迫るトレード期限でのヤ軍移籍が有力に「スアレスの移籍はほぼ確実だ」
2打席連続弾でナショナル・リーグの本塁打王争いでトップに立ったスアレス(C)Getty Images
ベテランの存在感が増している。現地時間7月19日に行われたカージナルス戦で、ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレスは初回に32号2ラン、3回に33号ソロとマーク。ナショナル・リーグの本塁打と打点の2部門でトップに躍り出た。
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シーズン前半戦で31本塁打を放っていた34歳は、後半戦も絶好調。圧巻の2打席連続弾で、一時は大谷翔平(ドジャース)が独走状態にあったリーグ本塁打ランキングのトップタイに浮上。さらに打点王争いでは2位の鈴木誠也(80/カブス)を超える81で単独1位に立った。
直近7試合で5本塁打、長打率は9割(.958)超えというスアレス。相手からすれば、驚異でしかないスラッガーだが、大谷と鈴木とのタイトル争いから“消える”可能性が浮上している。というのも、現地時間7月30日にデッドラインを迎えるトレード市場でヤンキースをはじめとするアメリカン・リーグ球団に移籍するかもしれないのだ。
今オフにFAとなるスアレスは、トレード市場の人気銘柄でもある。35歳を目前にしている“加齢”は懸念材料ではあるものの、ポストシーズン進出を見込んだコンテンダーチームにとって、後半戦の起爆剤としての期待値は小さくない。
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