大谷翔平と本塁打王を争う34歳の二冠男が“消える”? 迫るトレード期限でのヤ軍移籍が有力に「スアレスの移籍はほぼ確実だ」
とりわけ熱心とされているのが、アメリカン・リーグ東地区で首位ブルージェイズを追うヤンキースだ。昨季にワールドシリーズで競り負けた名門は、チームの「穴」とされる三塁手を務めるスアレス獲得に奔走。米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者によれば、すでにダイヤモンドバックス側に交渉の余地があるかを確認しているという。こうした動きをふまえて同記者は「スアレスの移籍はほぼ確実だ」とも断言している。
当人も名門移籍には前向きと見られている。ニューヨークの放送局『SNY』のインタビューに応じた際にヤンキースへの意見を求められたスアレスは、「勝とうとしている。彼らはまだハングリーだ。もしそこへ移ったら、ワールドシリーズで勝つためにベストを尽くす」とコメント。勝利に貪欲なチームへの移籍を仄めかしている。
仮にスアレスがヤンキース移籍を果たせば、大谷と鈴木が食い込むタイトルレースから強大なライバルがいなくなる。それだけに期限が迫る今夏のトレードの動きから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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