「気が狂いそうになった」英ボート選手が苦情相次ぐ選手村の環境を猛批判「ここにいなくて本当によかった」【パリ五輪】
「メンタル的にきつかったよ。最初は『みんなと村にいられたらいいのに』と思っていたけど、1時間後には『ここにいなくて本当によかった』と思うようになった。僕らが泊まるホテルの方は雰囲気もずっと落ち着いているし、コロナの心配も少ないのは本当にいいことだ」
こうした選手たちの不満に対して英オリンピック委員会は、早々と対策を打った組織の一つだ。理事を務めるアンディ・アンソン氏は「抜本的に見直す必要がある。選手たちの需要が想像をはるかに超えている」とし、食事提供のために特別にシェフを雇ったことを公表した。
こうした対策が取られてもなお、何かと問題が起きる今大会の選手村。至れり尽くせりとは言い難い環境下で選手たちには、何よりもタフであることが求められそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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