林昌範 西武優勝の要因は「脇役」に徹した中村&栗山のベテランコンビ

タグ: , 2018/10/1

 西武が10年ぶり22度目のリーグ優勝を飾りました。戦前はソフトバンクが大本命に挙げられていましたが、西武は春先から破壊力抜群の打線が最後まで打ち負けなかったのが優勝の大きな要因だったと思います。


 エース・菊池投手、今季15勝の多和田投手に加えて阪神からトレードで加入した榎田投手も10勝と貢献度が非常に大きい。シーズン途中に加入したマーティン投手、ヒース投手も救援陣を安定させました。適材適所の補強も光りましたね。

 投手陣が安心して投げられるのも、12球団No.1の破壊力を持つ打線が大きいです。近年でもこれほど得点を取れるオーダーはないと思います。安打製造機で長打も打てる秋山選手、走攻守そろっている源田選手の1、2番コンビに、3番は3割30本120打点の主将・浅村選手、今季46本塁打と大ブレークした山川選手が不動の4番に成長し、5番以降も森選手、外崎選手、金子選手と長打、機動力が使える選手がズラリ。8番、9番を打つメヒア選手は他球団にいけば4番を打てます。

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