沈黙貫く日本企業にバルサ側は「不信感」 楽天の三木谷会長が約8億6500万円を肩代わりもスペイン紙は“内情”に「うんざり」

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バルサは困惑の色は隠せない

 バルセロナにとっても、クラブイメージに関わる事態である。そんな内情を伝えた『AS』は、こう記している。

「ヴィッセル神戸の親会社であり、バルセロナのスポンサーを長年務めた旧知の楽天グループが摂理的に登場して、バルセロナが要求していた金額が全額支払われる運びとなった。茶番劇に巻き込まれていたチームは遅くとも金曜日(25日)の夜までに日本へ到着し、日曜日(27日)の神戸との親善試合に向けた準備に入る」

 重要なプレシーズンの計画が二転三転し、チームとしても困惑の色は隠せない。実際、バルセロナ内部では日本側への不信感もあるという。地元紙『SPORT』は「風評被害にさらされそうになった楽天グループが、未払い状態だった500万ユーロ(約8億6500万円)を肩代わりして状況は一歩前進した」と資金面の問題を解消させた楽天の動きを称賛。その上で、現状を伝えている。

「自分たちのイメージも傷つけられている状況にうんざりしていたバルセロナは、日本でデフォルトに陥るかもしれないと不信感を抱き、離陸前に500万ユーロの振り込みを要求した。これに対して三木谷浩史氏ら幹部は、一行を乗せた航空機が離陸するのを確認するまで支払うつもりはない、という方針を取った。今もこの綱引きが続いている」

 肝心のヤスダグループは今も沈黙を続けている。果たして、バルセロナは無事に来日し、注目の神戸戦は実現するのか。いずれにしても、当日まで混乱は避けられそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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