バルサ幹部は「日本には敬意がない」と憤怒 神戸戦を巡る“異例の決断”がスペインでも波紋「選手全員が発表に衝撃を受けた」
また、バルセロナの贔屓紙でもある『Mundo Deportivo』は「この決定はあまりにも迅速で、選手たちを含め、誰もが驚きを隠せなかった」と来日中止を知らされたチーム内の様子をリポートしている。
「選手たちは声明発表の直前、夕方にこの事実を知った。クラブ関係者とテクニカルスタッフたちはWhatsAppのグループチャットを通じて選手たちに伝えただけだった。あくまで個人的な内容ではなかった。関係者によれば、選手全員がこの発表に衝撃を受けたという」
また、SNS『Ttwitch』の番組「Jijantes FC」の取材を受けたラファエル・ユステ副会長は「我々はこれからもクラブの重要性を守っていく」と説明。その上で「今は韓国に行くために動いている。日本へは行かないよ。なぜなら彼らにはクラブへのリスペクトが無かったからだ」と憤りを隠そうとはしなかった。
今後はチケットの払い戻しなどを含めて混乱は必至。現地時間7月24日には、全国紙『Marca』など複数のスペイン・メディアがバルセロナ関係者が「日本に向かう可能性は90%」と話したことを報道。ヤスダグループが支払わなかった試合の代金を、チケット販売を担当していた楽天グループが肩代わりする役割を果たしたとされるが、果たして、騒動はいかなる決着を見るか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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