高木豊氏が注目する期待の新戦力 ”中日の近本”や阪神ロマン砲軍団で「質が抜けている」と評価する選手とは
そしてロマン砲ぞろいともいわれる阪神の外野手布陣からは「前川がいい」ときっぱり。今キャンプでは育成出身の野口恭佑など新たなロマン砲も出てきたが、今季高卒3年目シーズンとなる前川右京に関しては「若手の中でバッティングの質は抜けている」として、中でも「インサイドのさばき方なんかめちゃくちゃうまい」と絶賛した。自分が指揮官なら「使いたい」とまで語り、将来性を認めた。前川は初実戦となる11日の紅白戦でも「2番・右翼」で出場し、4打数4安打1四球としっかり結果を残している。
阪神の外野布陣といえば、中堅の近本光司は決定、両翼は右翼が昨年、10本塁打をマークした森下翔太、左翼はシェルドン・ノイジーらが控える。まさに激戦区となっている外野争いにおいて高木氏は森下との比較において「魅力が2人とも違う」と表現。森下が本拠地甲子園で20発打てるとしたら、「前川は3割打ってくれそうな」と勝負強さも含め、アベレージバッターとしての魅力を感じるとした。
動画内ではほかにもヤクルト、DeNA、日本ハムの期待の戦力について語っている。
ここからいかに各選手がアピールを続け、開幕一軍を勝ち取るかなど含め、一層の飛躍が楽しみとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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