F1で2人のスペイン人ドライバーが不満を吐露 アロンソは「僕は英国ではないから」

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 欧州はF1の中心地といわれるが、特に英国、フランス、イタリアの影響力が強かった。F1は英国が本場で、多くのファクトリーが集中している。フランスは今季F1レースは実施されてはいないものの、最初の自動車レースが行われた国で、パリにFIAの本部がある。グランプリもフランス語の「大賞典」から来ている。イタリアはフェラーリに代表されるように気鋭のカロッツェリアが育った地で、現在もフェラーリ、RBの2つのイタリアチームが参戦している。

 一方のスペインは二輪レースの方が盛んで、ロードレース世界選手権の最高峰・モトGP(旧500CCクラス)では4人の世界チャンピオンが誕生。下部クラスを含めてもスペイン人王者は多く、のべ54人を数える。

 もちろん、国籍で差別を受けていたとなれば大問題だが、レーススチュワードも複数の国籍で構成され、裁定に偏重がないような配慮がなされている。前戦マイアミGPでも元F1ドライバーのヴィタンツォニオ・リウッツィ氏(イタリア)ら4人で、他の3氏の国籍はシンガポール、バルバドス、米国だった。

 アロンソも現役最年長。来季以降もF1に現役で残るため、御意見番的な立場で運営側を牽制したのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]






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