F1本格復帰のホンダに暗雲 アストンマーティンがテストで4.5秒落ちの「深刻事態」で“大惨敗”を覚悟しなければならない危機に

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アストンマーティンのアロンソもホンダのマシンには苛立ちを隠そうとはしていない(C)Getty Images

 今季からアストンマーティンと組んでF1に本格復帰するホンダがバッテリー系のトラブルで深刻な事態に陥っている。

 2月27日、同社のモータースポーツを統括するホンダ・レーシング(HRC)が東京都内で記者会見し、プレシーズンテストで発生したトラブルの原因がパワーユニット(PU)からの異常振動によるものだったと公表。栃木県内のファクトリー内で行ったベンチテストと比較してサーキットを走行した場合の振動が想定よりも大きく、昨季までPUを供給していたレッドブル、そして姉妹チームであるレーシングブルズでは起きていなかったという。

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 現在は振動への対策を練っている段階にある。このまま問題が解消できない場合は3月6日に初日を迎える開幕戦オーストラリアGPではまともに走ることができない危険性もはらんでいる。

 英専門メディア『The Race』によれば、HRCの武石伊久雄専務は「走行中の複合要因による異常振動によって、バッテリーのシステムがダメージを受けた」と説明。さらに「長引く可能性も否定はできない」と解析に時間を要することも想定していると明かしたという。

 ホンダは新レギュレーションに対応した今季型PU「RA626H」を投入したが、アストンマーティンの車両開発が遅延。1月末にスペイン・バルセロナにて非公開で行われた第1回テストでは最大3日間走れるところを2日間しか走れなかった。2月のバーレーンでの合同テストでもトラブル続きで最後にPUのパーツが底をついて終了。6日間の走行距離はトップだったメルセデスの3分の1ほどで、十分な実走データを取れぬままシーズン開幕を迎えることになってしまった。

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