【日本ハム】V奪回への道 し列な内野のポジション争い カギとなるのは

上川畑もレギュラー定着のためには打撃強化が求められている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今年もスタートした春季キャンプ。各チーム頂点を目指す戦いが始まると共に、し烈なチーム内争いも加速していく。
昨季2位と躍進した日本ハムで注目ポイントとしては、内野の要、二遊間の固定もあがる。今回はセカンド争いに焦点を当てて見ていく。
昨季、主にセカンドポジションで先発出場を果たしたのは石井一成と上川畑大悟の2人。また開幕スタメンに抜擢されたのは奈良間大己だった。
まず開幕スタメンを勝ち取った奈良間だが、その後は打撃面でインパクトを残せず、ベンチを温める日々が続き、5月には不振でファームでの調整もあった。
また内野陣すべてにおいていえるのは、本拠地エスコンフィールドで天然芝においての守備の難しさにもある。現時点で二塁ポジションで有力なのは、石井と上川畑だろう。
オフに国内FA権を行使せず残留を決意した石井は、会見で「このチームで活躍したい」と熱い思いを語った。昨季は68試合に出場、打率.234。7月12日のソフトバンク戦では延長戦で同点ソロ、同19日のロッテ戦では8回までチームが無安打に抑えられた中で先制ソロを放つなどここ一番で長打力を発揮する場面もあったが、故障もあって出場機会が限られた。
1 2