「歴史的な瞬間」「松坂大輔みたいな高速スライダー」…日本ハム19歳ドラ1の“完全投球デビュー”にファン驚嘆「将来投手4冠たのみます」
柴田獅子(中央)は3回完全投球の1軍デビューでお立ち台にも立った(C)産経新聞社
プロ野球は7月26日に後半戦が始まった。パ・リーグ首位に立つ日本ハムは、ロッテ戦(エスコン)に5-0の完封勝利。4連勝で、貯金を今季最多の「22」とした。
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試合の流れを作ったのは、19歳の高卒ドラ1ルーキー・柴田獅子(れお)だ。将来的には投打二刀流での活躍が期待される若武者は、まずは投手で1軍デビュー。全く物おじすることなく、立ち上がりは強気のオール直球勝負に出た。
ロッテの1番・藤原恭大に投じたプロ1球目は、外角高めへの151キロ。力のないレフトフライに打ち取った。2番・寺地隆成、3番・安田尚憲は、それぞれ152キロで遊ゴロ。8球連続のストレートで、三者凡退のスタートを切った。
2回、3回はスライダー、フォークを解禁。5番・西川史礁、7番・髙部瑛斗はいずれも、左打者の膝元に沈むスライダーで、空振り三振に仕留めた。
新庄剛志監督の教育方針もあり、4回から2番手のドリュー・バーヘイゲンにマウンドを譲ったが、3回パーフェクトの39球は、十分すぎるインパクトだった。ファンは驚嘆し、「歴史的な瞬間を観た」「技術よりもハートが強そうですね」「キリっとしたいかにも『戦う漢』っていう顔」とSNS上で賛辞を並べた。
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