「もう1チーム作ろうかなと言っていた」日本ハムはなぜ前半だけで貯金「21」を作れたのか 指揮官が球界OBに明かした"異次元のチーム作り"「予言じゃなく、計算」
その上で「2チーム今、できているよね、足で崩すチーム パワーで崩すチーム」としながら、新庄監督は「もう1チーム作ろうかなと言っていた」とコメント。
現状のチームでは、俊足が売りの五十幡亮汰や矢沢宏太といった足をからめた攻撃が見込めるラインアップと、リーグトップの20本塁打をマークしているフランミル・レイエスや万波中正、水谷瞬、清宮幸太郎、郡司裕也とパワーで押す布陣など、「2チーム分(の戦力)はいるし、すごいなと思う」と柔軟な起用が快進撃の背景にある。
それにも関わらず、新庄監督はさらに新たな強みを持った選手層形成も画策しているという。
指揮官としてのポリシーに関しても「特長がないと使わない」「強みとして戦わせる」と、いいところを伸ばす形でここまでの形を築き、裏では寝る間も惜しんで理想のチーム作りに励んでいるとした。
全パのコーチとして参加した球宴でも、160万円の電光サイングラスを着用したり、始球式で打席にも立つなど、ファンファーストの姿勢を貫いた。
後半戦再開は2位のソフトバンクと2ゲーム差で迎える。今後も混パが予想される中、就任4年目にして悲願の優勝にたどり着くか。目が離せない戦いが続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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