“遺恨”を生んだ元阪神助っ人がド軍入りか 来春35歳の男になぜ関心? 米メディアが説く世界一軍団の求める「コスパ」
パドレスとの契約を今オフにオプトアウトしたスアレス(C)Getty Images
ドジャースの補強動向に対する注目が集まっている。
2025年シーズンに球団史上初のワールドシリーズ連覇を果たしたドジャース。まさに黄金期を迎えるチームは来季も世界一を手にするべく、今オフも適材適所の補強に余念がない。とりわけ「最重要課題」としてクローズアップされているのが、救援陣へのテコ入れだ。
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攻守にスターが居並ぶ“銀河系軍団”にあって唯一の穴のように見えた。中継ぎのチーム防御率はリーグ11番目の4.27にまで悪化。正念場となったレギュラーシーズン後半戦では、ゲーム終盤に淡々と打ち込まれる場面が悪目立ちした。
昨オフにテコ入れがなかったわけではない。4年7200万ドル(約110億円)で獲得したタナー・スコットなど“タレント”は豊富にいた。しかし、彼らはいずれもレギュラーシーズン終盤に故障で戦線を離脱。ポストシーズンでは、先発投手だった佐々木朗希がクローザーに抜擢されるなど、頼りなさは顕著に表れていた。
今オフはマイケル・コペックとカービー・イエーツ、そして元守護神のエバン・フィリップスが退団。再建に向けた動きが活発化する中で、一部メディアではメッツからFAとなったエドウィン・ディアス、同じくヤンキースからFAとなったデビン・ウィリアムズなど大物守護神の獲得が報じられている。
あらゆる獲得情報が飛び交う中で「資金的により現実的な範疇」のターゲットとして挙げられているのが、パドレスからFAとなったロベルト・スアレスだ。






