「僕は1年で帰るつもりだった」――元巨人助っ人左腕の告白 “異国・日本”からMLB復帰に至った背景「信じられない経験だった」
NPBに来て先発に再挑戦し、「もう一度、先発として投げる術を学んだ」というグリフィンは、単年で終わると思っていたという日本での日々をしみじみと語っている。
「正直に言って、まだ実感が湧かないんだ。日本に行って、数年で戻ってきてメジャー契約を勝ち取る選手がいるという話は耳にしていたけど、日本に出発した時にはそんなことはまったく頭になかったからね。でも、気づいたら1年が2年、2年が3年と過ごしていた。本当に信じられない経験だった」
周囲の声に耳を傾けながら、「一流の先発投手」になる術を熱心に探究し続け、成功のキッカケを掴んだ。まさに心身ともに成熟したグリフィンは、「本当に楽しみなんだ」と4年ぶりのメジャーリーグで、己の技術が通用するかに胸を高鳴らせた。
「日本で自分がやってきたこと、変化、そして投手の成長、そしてメジャーのレベルでどういう結果として表れるのかを見るのが、楽しみなんだよ」
果たして、巨人の名助っ人は母国で真価を発揮できるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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