どうする阿部巨人!? 「日本で功を奏した」実力派助っ人のMLB復帰濃厚で、駒不足の先発ローテに大型補強を待望する声も
怪我もあり、フル稼働はできなかったグリフィンだが、NPBでの3年間は高く評価されている(C)Getty Images
来季構想の構築に向けた動きは早くも見られている。レギュラーシーズンを3位、クライマックスシリーズはファーストステージで敗退となった巨人のそれだ。
【関連記事】「村上、岡本の技術なら十分対応できる」今オフ、ポスティングによるメジャー移籍が有力視される日本人打者2人を佐野慈紀氏が考察 「活躍の条件」にも言及
阿部慎之助監督体制が継続されるであろう来季は「覇権奪還」が至上命題。その上では、シーズンを通して構築に苦しんだ先発ローテの強化が必須となる。
すでに日米通算165勝右腕の前田健太、中日を長く支えた柳裕也、また海外FA権を取得した楽天の則本昂大の名が巷を賑わせている。当然ながら助っ人の動静も強化の肝となるわけだが、ここにきてローテの軸にもなり得る実力派左腕の退団説が浮上した。
ニューヨークに拠点を置く大手紙『New York Post』の名物記者であるジョン・ヘイマン氏が、自身のXにおいて「フォスター・グリフィンが読売ジャイアンツでの3シーズンにわたる圧倒的な活躍を見せた後に、MLB復帰を果たす」と発信した。
現在30歳のグリフィンはブルージェイズを自由契約となった23年オフに巨人へ加入。1年目に20試合の先発登板で6勝(5敗)、防御率2.75を記録すると、同年オフに推定2億円の2年契約を締結。ローテーションの一角を担う活躍を見せてきた。
契約最終年となった今季は14先発で6勝(1敗)、防御率1.62、WHIP0.92を記録。安定感のあるパフォーマンスを見せたが、8月2日のDeNA戦で今季初黒星を喫して以降、右膝痛で戦線から離脱。来季去就は不透明な情勢となっていた。






