“優勝請負人”の知られざる祈り フリーマンを支える母への想いと家族愛【現地発】

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 三男は病に勝ち、父も立ち上がった。当時、大谷翔平ら同僚を始め、監督、コーチらはマックス君の名前にちなんで「#MAXSTRONG」とプリントされたTシャツを着用した。ブレーブス時代の元同僚や多くの関係者から激励のメッセージを受けたフリーマンは「彼らがくれたサポートや愛は、僕らに望みを与えてくれた。野球界のコミュニティー、そして全ての人の支えに感謝してもしきれない」と語っていた。25年5月には、息子を救ってくれた小児病院に100万ドル(約1億5500万円)を寄付。改めて、感謝の気持ちを示した。

 家族愛にあふれるドジャース不動の一塁手は、日々の練習では基礎の反復作業を怠らない。試合前、コーチ陣とハンドリング練習を行うのが日課で、至近距離で投げられたボールに対し、ハーフバウンドで捕球する練習を黙々と繰り返している。今年10月7日、フィリーズとの地区シリーズ第4戦では、最終回に二塁手エドマンのワンバウンド送球を、体勢を崩しながらスーパーキャッチ。基礎練習の成果が出た瞬間だった。

 攻守で、2年連続のワールドシリーズ優勝に貢献した。球団初の2連覇を達成した場所はカナダ・トロント。家族を思う、特別な気持ちが最高の形で結実した。

[文:斎藤庸裕]

【著者プロフィール】

ロサンゼルス在住のスポーツライター。慶應義塾大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。プロ野球担当記者としてロッテ、巨人、楽天の3球団を取材した。退社後、単身で渡米し、17年にサンディエゴ州立大学で「スポーツMBAプログラム」の修士課程を修了してMBA取得。フリーランスの記者として2018年からMLBの取材を行う。著書に『大谷翔平語録』(宝島社)、『 大谷翔平~偉業への軌跡~【永久保存版】 歴史を動かした真の二刀流』(あさ出版)。

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