大型補強を目指すジャイアンツ 地元メディアは山本由伸、今永昇太、イ・ジョンフの“アジア3選手獲り”を提言
また、山本と同じく今オフに海を渡ろうとしている今永についても紹介。「左腕は、90マイル前半から中盤のフォーシームと、カーブ、チェンジアップ、スライダーを操り、すべての球を確実にコントロールできる」と記載し、「ジャイアンツがイマナガをスカウトしたかどうかはまだわからないし、ザイディ球団社長が今オフにターゲットにしているローテーションのトップには当てはまらないが、彼は確かに魅力的なオプションになるだろう」と、左腕の獲得を提言した。
一方、野手ではイ・ジョンフに注目。KBO(韓国プロ野球)リーグの強豪キウムに所属する25歳は、22年シーズンに首位打者(.349)と打点王(113)の二冠に輝き、MVPにも選出されるなど確かな実績を残した。そんな「韓国球界の至宝」もポスティングによるメジャー移籍を目指しており、現地ではジャイアンツが興味を示しているとも報じられている。
同メディアはイ・ジョンフについて「今オフのFAの中堅手ではベリンジャーが目玉だが、ジャイアンツにとってはイ・ジョンフの方が全体的にフィットするかもしれない」と指摘。「彼は優れた対応力を持っており、三振数がそれを物語っている。打撃の才能に加えて、中堅手として堅実な守備力もある」と特徴を挙げながら、ジャイアンツにフィットする理由を解説していた。
昨オフは大物2人を獲得できなかったジャイアンツ。今オフはアジアのスーパースターを獲得できるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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