「巨人の石川はハマりそうな気がする」 戦力外通告選手の"未来予想図" 球界OBが着目する「2人の左腕」の去就
巨人に加わるとなれば、チーム最多29ホールドの変則左腕、高梨雄平、勝利の方程式の一角を務めるアルベルト・バルドナードに加え、150キロをこえる速球と落ちる球のコンビネーションで知られる「貴重な左」として大きな戦力になると見る。
高木氏も「巨人の石川ははまりそうな気がする」と獲得となれば、来季、活躍の幅を拡げると予想。理由として「阿部慎之助監督の性格に石川が合うような気がする」と指揮官が左腕の背中をしっかり押すとした。
今季の巨人は投手力も実り、4季ぶりのリーグ優勝を果たしたとあって「いればいるほどいい」と、今オフも投手陣に関して積極的な補強に励むと見る。
さらにもう一人の注目左腕には阪神を戦力外通告となった岩田将貴をあげた。変則左腕の岩田に関しては日本一に輝いたDeNAから獲得調査報道が出ている。
高木氏もチームでは日本シリーズにも登板した浜口遥大が先発から中継ぎ転向となることを受け、現在中継ぎ左腕として活躍する坂本裕哉が先発に回る可能性もあると指摘。岩田が加わることで「タイプが全然違う」左腕が加わるメリットがあるとした。
日本シリーズも終了し、FA、トレード、トライアウトと球界も補強の秋に突入。来季を見据えて各球団がどのような補強戦略を示すかに引き続き、注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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