若手が育たないのは仕方ない?球界OBが語る「巨人の育成」の難しさ
さらには、「1か月、1か月半ぐらい我慢して(使う)っていうのができない。我慢して使えば使うほど(周囲から)叩かれる」「かといって、ある程度期間を我慢せずに結果が出てないからって違う選手に入れ替えると『監督が我慢できない』と言われるわけです」と監督が何をやっても批判にさらされてしまうため、采配の難易度が非常に高い現状を口にする。
また、「今はそこまでじゃないけど、僕らの時はジャイアンツ戦にエースクラスを当てていく。他のチームよりも打つのが難しい」とも指摘。野手としては我慢して使ってもらえないだけでなく、そもそも好投手と対戦する機会が多いため、結果を出し続けることがとにかく大変。様々な要因から、巨人で若手野手が台頭することの難しさを解説した。
ただ、若手野手の躍動があまり見られないシーズンが続いたが、今年は20歳の秋広優人が打率.349、得点圏打率.692と結果を残している。今後はマークされ、好投手と対戦するケースも増えるはずだが、安定した結果を残せるのか見物だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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