【巨人】FA戦線の主役へ 大山、甲斐のダブル獲りなるか 「勝算」と「キーマンの存在」
今オフFAの目玉とされる2選手のダブル獲りは果たして叶うのかー。この点においては、チームの指揮を執る阿部慎之助監督の存在も大きく影響を与えそうだ。
仮に交渉に同席となれば、まず甲斐においては捕手出身監督としていかにチームに必要か「ラブコール」の内容が注目される。捕手目線で、甲斐の琴線に触れる熱いメッセージを送れるかも獲得への鍵を握りそうだ。
大山においても「評価を聞きたい」と宣言理由に挙げる中で、ライバル球団として間近に見てきたパフォーマンスの優れた点、さらに移籍した場合の「上積み」をしっかり示せるかも注目となる。
大型契約成就のキーマンが阿部監督とすれば、勝算としては金額や年数といった条件面もあるが、いかに必要か、巨人に移籍した場合のメリットを示せるかも大事となりそうだ。
FA戦士の移籍となればチームにとっても2020年オフの梶谷隆幸、井納翔一以来4年ぶりの大型契約となる。
15日から本格スタートする交渉で巨人がどんな"勝負手"を繰り出すのか。今後の推移も注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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