阿部巨人 充実のオフ 70億円の超大型補強コンプリート! 「最強補強」の"全貌"と日本一奪回へ期待膨らむ理由

阿部監督も戦力充実に自信を深めている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
日本一奪回を目指す巨人が充実のオフを送っている。
ソフトバンクからFA宣言していた甲斐拓也は推定5年15億円の大型契約で巨人に入団が決定。
阿部慎之助監督が現役時代につけた「10」を継承。侍ジャパンでもキャリアを積み、球界屈指の名捕手といわれる甲斐加入でさらなる上積みを図れるか、注目される。
また今オフは当初、FA戦線に乗り出す中で、阪神から宣言した大山悠輔は残留、ソフトバンクから宣言した石川柊太はロッテ入りと2連敗となったことで暗雲も漂ったが、そこからの切り返しの強さが常勝軍団たるゆえんだった。
何といっても大きかったのは前中日の絶対守護神、ライデル・マルティネスを獲得したこと。今季43セーブをマークし2度目のセーブ王に輝いた。28歳と伸びしろを感じさせる若き守護神を4年総額50億円以上の超ビッグディールで口説き落としたのだ。
さらに補強の手はゆるめない。球界をあっと言わせたのは、楽天を自由契約となっていた田中将大の獲得だった。
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