阿部巨人 充実のオフ 70億円の超大型補強コンプリート! 「最強補強」の"全貌"と日本一奪回へ期待膨らむ理由
日米通算197勝のレジェンド右腕、13年には24勝無敗の金字塔を打ち立てた田中との契約を球団は24日に発表。粋なクリスマスプレゼントとしても話題を集めた。単年契約1億6000万円プラス出来高、田中は節目とされる日米通算200勝まであと3と迫るが「3勝で終わるつもりはない」と力強く言い切る。日米球界で様々なキャリアを重ね、投球の引き出しも多い田中には若手投手陣も学ぶべき点も多そうだ。
ほかにも"ファインプレ-"といわれたのはDeNAから自由契約になった左腕・石川達也の獲得。今季は15試合で2ホールド、防御率1.93。大事な左のリリーフ強化につなげた。
さらに現役ドラフトでは日本ハムから素材型投手の田中瑛斗を指名、チーム課題である打線強化に関しても前パイレーツのトレイ・キャベッジを獲得。昨年3Aでは「トリプルスリー」も達成と一塁、外野を守れる左の長距離砲には5番打者としての期待もかかる。
約70億円にも達する超大型補強でストーブリーグの主役を張ったが、目指す夢もある。今季は4季ぶりのリーグ優勝を果たしたが、目指す日本一には届かず。来季はリーグ連覇からの日本一と完全Vが目指すべき道となる。
就任2年目となる阿部監督のタクトもますます冴え渡るか。来る2025年のペナントレースでも主役の座を渡すつもりはない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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