注目の巨人1、2番打者構想 高木豊氏が2番候補として「選択肢があるのかな」と推す打者の名前
高木豊氏
V奪回を目指す巨人で1、2番打者争いが注目されている。ここまでの実戦では「1番・松原」「2番・オコエ」のオーダーを試してきたが、2月27日に行われた日本ハムとの練習試合(沖縄・那覇)では1番に好調なドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔(日立製作所・24)を入れ、「1番・佐々木」「2番・オコエ」としてきた。
【巨人構想】『巨人と阪神の差は”走塁”にある』阿部監督が掲げる”機動力野球”を見て高木豊が感じた事とは⁉︎ルーキー佐々木や外国人選手の起用法についても語る‼︎
実際に試合ではこの2人が起点となって得点を重ねた。2点リードの4回二死一塁の打席で佐々木は相手先発・金村尚真のフォークをうまく拾い、左翼線に運ぶ適時二塁打をマークすると、続くオコエは金村の直球を捉え左翼席に豪快なアーチをかける。18日のサムスンとの練習試合に続く”2号”で定位置獲りに猛アピールしている。
この様子が「DRAMATIC BASEBALL 2024」のX(旧Twitter)で公開されるとファンの間からも「開幕スタメンいける!」「巨人の貴重な右バッター、頼む!」などシーズンに向けて期待の声が上がった。
注目の巨人の打順については球界内からも様々な考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は2月27日に自身のYouTubeチャンネルに「【巨人構想】『巨人と阪神の差は”走塁”にある』阿部監督が掲げる”機動力野球”を見て高木豊が感じた事とは!?ルーキー佐々木や外国人選手の起用法についても語る!!」と題した動画を更新。巨人の今季チーム構想を独自の視点で占っている。
巨人の沖縄・春季キャンプも視察した高木氏は今季の巨人オーダー、注目の2番打者に関しては「左バッター出身の監督って右を(2番に)置きたがる」とコメント。理由としてはランナー一塁のケースで、引っ張らせないような配球を相手バッテリーが行う中で、逆方向に押っつければいい右打者は比較的打ちやすいと解説。走者の様子も見やすいとした。