クジ運さえあれば今頃…巨人がドラフト1位の抽選で逃した2人の強打者とは
もしあの時、3分の1の確率で巨人が村上の当たりくじを引いていたら。「3番・村上/4番・岡本」とセ・リーグを代表する左右のスラッガーが並ぶ、強力打線が形成されていたことでしょう。
ちなみにこの二人、チームは異なりますが、プライベートではとても仲良しとのことです。
【2020年ドラフト1位・佐藤輝明(近畿大)】
コロナ禍で、人々が生活に一抹の不安を抱きながら日々を送っていた5年前。ドラフトの目玉は早稲田大のサウスポー・早川隆久と、近畿大のスラッガー・佐藤輝明でした。
早川はヤクルト、楽天、西武、ロッテが、佐藤にはオリックス、阪神、ソフトバンク、巨人のそれぞれ4球団が競合しました。早川は楽天、佐藤は阪神が交渉権確定。そして今シーズン、佐藤の打棒はついに異次元へ突入し、打率.277、40本塁打、102打点と球界を代表する強打者に進化していったのです。
もしあの時、巨人が交渉権を確定させていたら…いや。そんな妄想はやはり意味のないこと。熱狂的な阪神ファンの声援を背に受け、大ブレイクを果たした輝選手をたたえるのみです。
結論としては、「くじ運はともかく、巨人のスカウトは割と見る目がある」といったところでしょうか。ドラフトを巡り、歴史の「if」に思いを致すのも、また一興かもしれません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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