【巨人】異例の外国人開幕投手抜擢の裏にひそむ「誤算」とは

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(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 いよいよ球春到来。プロ野球は30日の日本ハム・楽天戦を皮切りに、翌31日には全球団が一斉に開幕戦を迎える。いよいよ白熱のシーズンが始まるが、3年ぶりのV奪回を目指す巨人の開幕ローテーションに注目が集まっている。

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 中日と戦う31日の試合の開幕投手はビーディが決定。昨季まで5年連続で開幕投手を務めた菅野智之は右肘痛のため、開幕ローテーションからは外れることになった。

 開幕カードはビーディに続き、左のグリフィン、昨季5勝をあげた赤星と続く。2カード目のDeNA戦にはWBCでも存在感を示した戸郷翔征、新外国人メンデス、タワマン投法と原監督から名づけられた育成出身左腕の横川凱というラインアップとなった。

 右、左3枚ずつとバランスのいい配置となったが注目は開幕投手を務めるビーディだ。助っ人が開幕投手を務めることは異例のこと、大役を任せられたビーディは「光栄です」と意気に感じているという。

 一方、昨年チーム防御率がリーグワーストと先発、中継ぎ含め、投手陣の再建がテーマとなる中、「誤算」もささやかれている。

 昨季、侍との強化試合でも存在感を見せていた今年でプロ4年目を迎える左腕、井上温大はキャンプ中に左ひじ違和感を訴え、現在はファームで調整中。原監督も高い期待をかけていただけに、開幕からの輪に入れないのは痛かった。

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