阿部巨人 し烈な外野手争いの行方 勝負を賭ける36歳「キーマン」 意地を示せるか

丸は昨年、リードオフマンとして存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
いよいよ2月1日のキャンプインを迎え、各選手も目指す開幕に向け、着々と準備を進めている。
そんな中、昨年4季ぶりのリーグ制覇を果たしながら、目指す日本一には手が届かなかった巨人ではし烈な外野手争いにもひそかに注目が高まっている。
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昨年交流戦からブレイクを果たしたエリエ・ヘルナンデスが中堅、また今年は内、外野を守るとされる主砲の岡本和真が左翼を守るとなれば、実質的に外野ポジションで残る椅子はわずか「1」となり、し烈な争いが予想される。
若手に交じって定位置奪取に加わるのは今年の4月に36歳となる、ベテラン、丸佳浩もいる。
2024年シーズンは138試合に出場、打率.278、14本塁打、45打点をマークし、チームをけん引。主にリードオフマンとして打撃面でもチームに大きく貢献を果たした。
一方で阿部慎之助監督は丸に関してもレギュラーは明言せず、若手に交じって定位置奪取に臨むことを期待している。36歳シーズンを迎えるエイトマンが衰えない力を示せば、若手にも大きな刺激となる。
チームにはほかにも高卒5年目シーズンを迎える秋広優人、攻撃的な走塁も光るオコエ瑠偉、昨年、10代で満塁弾を放った浅野翔悟、飛躍が期待される萩尾匡也、プロ2年目を迎える佐々木俊輔などがしのぎを削る。