巨人ドラフト1位指名は「23歳即戦力左腕」 主砲、岡本和真が抜ける中、左投手獲得を目指す”逼迫した状況”とは
即戦力左腕をドラフト1位指名候補に掲げた阿部巨人(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
運命のドラフトがいよいよ始まる。
10月23日に開催される今季のドラフトでは野手では大学ナンバーワンの呼び声高い、立石正広(創価大)に多くの注目が集まる中、各球団の補強戦略にも熱視線が向けられている。
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レギュラーシーズン3位に終わった巨人では社会人、鷺宮製作所の23歳、最速152キロ左腕・竹丸和幸を1位指名すると公表した。スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップなど多彩な変化球を操る即戦力左腕として知られる。
またチームでは10月22日にビッグニュースが流れたばかり。主砲の岡本和真が長年の夢だったメジャー挑戦をポスティングシステムを利用して行うことが、発表されたのだ。
今季は故障の影響もあり69試合出場ながら、打率.327、15本塁打とチームを支えた主砲を来季から欠くことが決まる中、補強ポイントに掲げたのは即戦力左腕だった。
背景には今季の苦しい戦いも影響したと見られている。
先発陣で2桁勝利をマークしたのは山崎伊織(11勝)のみ、2季連続の開幕投手を務めた戸郷翔征は今季8勝9敗、防御率4・14と厳しいシーズンとなった。
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