近未来のロマンより来季の上積み 巨人の「立石回避」「左腕・竹丸一本釣り」は妙案か
しかし、チームには競合必至での立石指名とはいけない事情もあったのです。
「シーズン後半になると、先発ローテーション投手が6人、揃わなくなってしまった。野球はピッチャー。そして守りです。阪神に引き離された15ゲーム差を埋める意味でも、近未来のロマンである立石選手の獲得よりも、即戦力投手の補強に乗り出したことは、やむを得ないでしょう」
そして6位で獲得した浦和学院高の藤井健翔内野手は、それこそ「ロマンの塊」であると断言するのです。
「181センチ、96キロの大きな身体は高校生とは思えません。振る力、遠くに飛ばす力は魅力的です。近い将来、『あの年、藤井を6位で獲れたのは大きかったな』と振り返ることになっても、不思議ではありません」
ドラフトの評価は直後ではなく、5年後、10年後に分かると言われています。まずは来季の活躍を、しっかり見ていきたいものです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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