「2年連続のBクラスもある」最下位の巨人に球界OBが厳しい指摘!若手の出場機会増は「いないから来てるだけ」
ただ、巨人の明るい話題はここで終わり。打撃陣には「全体的にピリッとしない」と話し、投手陣についても「リリーフも大勢まで持っていくまでに苦労している」と評価する。さらには、横川凱や門脇誠など若手選手が出場する機会も増えてはいるが、「いるやつを倒して出てきたのが世代交代。(壁となる選手が)いないから(若手選手が)来てるだけ」と“若手の台頭”とは言い難い厳しい現状を指摘し、「2年連続のBクラスもある」と予想した。
19日のDeNA戦(佐賀・さがみどりの森球場)では、山崎伊織が7回1失点の好投を見せ、今季初登板にして初勝利を掴んだ。また、5試合ぶりにスタメンに復帰した吉川尚輝が決勝となる犠飛、ダメ押しとなる1号2ランを放ち、復調の兆しを見せている。
投打での若手の活躍が決して見られない、というわけではない。それでも、里崎氏が指摘する通り、下からの突き上げが乏しい状況であることは間違いない。岡本や戸郷に続く、20代での中心選手の台頭が待たれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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