「中継ぎの頑張りの勝利」阪神に一矢報いた巨人 球界OBは救援陣や新人右腕を称賛「いいピッチャーだなと思った」
また、この日両チームが与えた四球の内容にも触れている。巨人は3番手以降のバルドナード、高梨雄平、菊池大稀はそれぞれ1イニングずつを任され、四球は0と好リリーフをみせており、佐藤氏は「(救援投手5人で)2個しか出していない」と指摘。反対に阪神の伊藤は8回、2死ランナー無しからの連続四球が失点につながったことで「結果的には2個の四球が致命傷となったかな」と語っている。
加えて、動画内で佐藤氏は巨人の2番手、田中に対し「いいピッチャーだなと思った」とコメント。投球内容について「真っすぐも良かったし、アウトローへもコントロール良く投げられていた」と印象を述べており、「カーブ、フォーク、真っすぐしか無いんだけども、左バッターのアウトコースへのストレートも凄い良かった」と続け、22歳のルーキーに賛辞を贈っていた。
佐藤氏は他にも「原監督の早めの継投が功を奏した」と述べており、この日の序盤からの投手起用も勝因に挙げている。春先から試合終盤で相手に打ち込まれるケースが多かった今季の巨人。この日は、阪神のお株を奪うような継投策、リリーフ陣の好投により、本拠地で一矢報いる勝利を手にした。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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