【巨人】最下位中日に痛いスコアレスドロー 厳しい目を向けられた「プレー内容」とは
丸は今季が契約最終年となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
中日は9月8日の中日戦(東京ドーム)に0-0の引き分けに終わった。先発の戸郷翔征が自己最長となる10回140球、3安打無失点、11奪三振の力投を見せながら打線が援護できなかったことが響いた。
両チーム無得点で迎えた10回に登板した戸郷に東京ドームのファンから、「戸郷コール」が沸き起こる。ここ最近勝ち星がついてないエースの男気登板に、ファンからも惜しみない応援の声がふりそそいだが、打線が応えられない。
【動画】先発の戸郷は10回140球、11奪三振無失点の力投を見せるも打線が応えられなかった
相手先発、ルーキーの仲地礼亜攻略に手を焼いた。150キロ前後の直球に左打者の外に逃げるツーシーム、スライダーなど中日バッテリーの的を絞らせない配球も光り、7回まで散発3安打無失点に封じられた。
痛かったのは8回のプレーにもあった。この回から中日は2番手の齋藤綱記を投入。先頭の門脇誠が食らいつき、レフト線へヒットを放ち出塁するも続く丸佳浩がバントで送れず。結果、三振ゲッツーとなり、この回も得点を奪えなかった。
最後は空振りとなった丸のプレーにはNHK-BS1で中継解説を務めた宮本慎也氏も「ここで丸が空振りしたのはダメですね。ストライクゾーンに(ボールが)来ていると思うのでしっかり当てないとダメですよ」とコメント。勝負どころで仕事を果たせなかったベテランに厳しい目を向けた。
この試合では10回無死一塁の場面でも梶谷隆幸が送りバントを失敗するシーンがあった。