阿部巨人またも電撃トレード!異例の日本S終了後3日で2件のトレード発表の裏にある「本気度」「補強ポイント」とは

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阿部監督率いる巨人が積極的に補強に動いている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 先にトレードを発表したばかりの巨人がまた動いた。

 11月8日、球団はオリックスとの間でトレードが成立し、近藤大亮投手(32)を獲得すると発表した。金銭トレードとみられる。

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 6日にはアダム・ウォーカー外野手とソフトバンク・高橋礼投手、泉圭輔投手の1対2のトレードが発表されたばかり。日本シリーズ終了後、わずか3日間で2件のトレード成立という異例のスピード感の裏にはチームが抱える課題も浮き彫りとなっている。

 近年は投手陣底上げが課題とされる中、今季チーム防御率はリーグ5位、救援防御率はリーグワーストに沈んだ。

 近藤はプロ2年目から3年連続で50試合以上登板とリリーフとして存在感を示した。その後、トミー・ジョン手術を経て、育成契約などもありながら、昨年4月に再び支配下に登録。22年シーズンは32試合に登板し、1勝4敗、2セーブ、15ホールド、防御率2・10と日本一チームに貢献した。

 今季は層の厚いチーム事情も関係し、1軍では12試合の登板にとどまったが実力は折り紙つきとあって、巨人にとっては泣き所のブルペン強化につながると見られている。

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