戦力外から異例の巨人開幕ローテ入り 驚異のミスターK メジャー打線も3回無失点 26歳左腕の快進撃が話題「ジャイアンツに来てくれて、ありがとう」

石川はカブス打線も3回0封に抑えた(C)産経新聞社
巨人は16日のカブスとのプレシーズンゲーム(東京ドーム)に2-4と敗れた。
先発のフォスター・グリフィンは5回にミスもからんで4失点と打ち込まれる中、主砲の岡本和真は5回に相手2番手のダニエル・パレンシアから2点適時打をマークと意地を示す。
【動画】岡本がカブス2番手のパレンシアから豪快に適時打を放ったシーン
また敗戦の中でも光る投球を見せたのは6回から2番手で登板した石川達也だった。ここまで9イニング0封と結果を残してきた左腕がメジャー相手に堂々たるピッチングを見せた。
6回からマウンドに上がり、先頭のピート・クルーアームストロングを一ゴロに打ち取ると続くカーソン・ケリーをチェンジアップで空振り三振に。この日適時打をマークしていたゲージ・ワークマンもスクリューで二者連続三振を奪う。
7回も先頭のイアン・ハップを三ゴロに打ち取ると、強打者、カイル・タッカーには外のチェンジアップで空振り三振を奪う。さらに、注目の鈴木誠也に対してはカウント2-2とし、最後は外角低めに落ちるチェンジアップで空振り三振に斬ってみせた。
8回は一死からマット・ショーに実戦で初となる四球を与えたが、落ち着いて後続を断ち、無失点リレーを続けた。
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